ストレスが原因?うつ病と自律神経失調症の違いと共通点

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うつ病と自律神経失調症の違いと共通点

夜になると気分が落ち込みます、もちこです。明日の仕事が憂鬱なんでしょうな。あー明日も休みだったらいいのにって思いますね。

ストレスがたまると精神的にも症状が出ますよね。なんだか最近、気分が落ち込むことが多いけど、もしかしてうつ病かも・・・と悩んでいませんか?

 

気分が落ち込むのはうつ病に限ったことではありません。自律神経失調症でも気分の落ち込みはあります。

じゃあ、私はうつ病?自律神経失調症?どっちなんだろ?って思いますよね。

そこで、今回はうつ病と自律神経失調症の違いについてお話しします。

 

うつ病と自律神経失調症の違いと共通点

私はうつ病にも自律神経失調症にもなったことがあります。うつ病は体の症状よりも心の症状が多いです。反対に自律神経失調症は、体の症状がたくさん出ます。どちらもストレスが原因になりますね。

 

うつ病と自律神経失調症の違い

では、早速うつ病と自律神経失調症の違いを原因から見ていきましょう。

同じような症状が出ますが、体の中では全く別の問題が発生していますよ。

 

うつ病は何のバランスが悪くて起こるか?

うつ病は脳内での神経伝達物質、つまりホルモンですが、この分泌に異常が発生することで起こります。

脳内のホルモンには、セロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンという3つがバランスを取って作用しています

 

セロトニンというホルモンは「あぁ、幸せ~」とか「楽しいー」というときに分泌されるんですけども、これが不足するとうつ病になるとされています。

それと、ノルアドレナリンとドーパミンの分泌をコントロールする役目もありますが、セロトニンが不足すると他のホルモンの調節が効かなくなり、心が落ち着かなくなります不安でそわそわしちゃうのですよ。

さらに、睡眠ホルモンと呼ばれる睡眠を促すホルモンのメラトニンは、このセロトニンを原料として作られます。なので、セロトニンが不足するとメラトニンも少なくなってしまって、不眠にもなりますね。

⇒ 睡眠ホルモンのメラトニンについてはこちらをどうぞ

 

私もうつ病になったときは、夜不安でそわそわしすぎて眠れませんでした。眠たいんだけど、寝るのが怖いんですよね。なんて言ったらいいんだろうね、ものすごく恐怖です。

不眠

何か分からない不安感で眠れない

 

また、ノルアドレナリンというホルモンはやる気や集中力、判断力に関係しているものですが、ストレスに反応すると過剰に分泌されます

過剰にノルアドレナリンが分泌されると攻撃的になったり興奮状態が続きますが、それによってストレスを回避しようとしているのです。

ノルアドレナリンの過剰分泌を抑えるのがセロトニンの役目ですが、ストレスによってセロトニン自体が減っているのでうまくノルアドレナリンを抑えられません。

抑えが効かなくなったノルアドレナリンはどんどん分泌されるのですが、あるときノルアドレナリンが枯渇してしまいます。そうなると、やる気が起きない、物事が判断できない、注意力散漫になるといううつの症状が出ます

 

ドーパミンは快楽ホルモンともいわれ、気分が良いときに出てきます。何か目標を達成した時や、ワクワクするときなどに出てきますね。ですが、これもストレスによって分泌量が減ります。

そうすると想像がつくと思いますが、何をやっても楽しくない、希望が持てない、新しいことにワクワクしないといった状態になります

 

強いストレスや生活習慣が悪いことが続くと、このように心を平常にするためのホルモンが減ります。ホルモンを分泌する神経のはたらきが鈍くなっているからです。

 

うつ病になるとセロトニンだけが不足しているという状態ではないと思われます。3つのホルモンすべてのバランスが悪いんですね。だから、楽しくないし、眠れない、やる気も出なければ、ワクワクもしない・・・生きていても楽しいことなんてないと思うようになります。

本当に地獄です。なった人にしか分からないと思います。言葉では表現できないような不安感に襲われます。

一度うつ病になった人は、再発の可能性が高いのですが、正直2度とかかりたくない病気ランキング、堂々の1位です!

 

うつ病と疑われる症状は、次のとおりです。このような症状が2週間から1か月以上続くときは、要注意です。早めに心療内科へ受診しましょう。

・朝に一番気分が落ち込み、夕方になると少しましになる

・不安感が強く、眠たいのに眠れない

・集中力が低下する

・記憶力が低下する

・何をやっていても楽しくない、笑えない

・自分は生きていても価値がない人間だと思うようになる

・なんとも言えない恐怖感が急におそってくる

 

自律神経失調症は自律神経が乱れることが原因

交感神経と副交感神経はシーソーのように交互にはたらきますよ

交感神経と副交感神経はシーソーのように交互にはたらきますよ

 

一方、自律神経失調症は、自律神経の交感神経と副交感神経のバランスが乱れることによって起こりますね。

自律神経もストレスや悪い生活習慣によってバランスが乱れますよ。

⇒ 自律神経についてはこちらを見てね

 

ストレスがたまっていくと、ストレスから逃れるために交感神経がはたらきっぱなしになります。昼間はそれで良いんですけどね。夜はリラックスして副交感神経がしっかりはたらけないと、心身共に回復することができなくなります。

そうなると、頭痛、不眠、寝てもだるい、めまいなどの症状があらわれます。また、不眠が続くと精神的にも不安定になり、不安感や焦燥感が増す、集中力や注意力の低下が目立つようになります。

⇒ 自律神経失調症の症状はこの他にもたくさんあります。当てはまるものはないかチェックしてみてください。

 

うつ病と自律神経失調症の共通点

メカニズム的には、うつ病と自律神経失調症が違うことが分かってもらえたと思います。

ですが、似た症状が出るため、この2つの病気は間違えられやすいですよね。どこが似ているのか挙げてみましょう。

 

ストレスが原因になる

ストレスを感じ続けることで、脳の神経も自律神経もダメージを受けますよ。

⇒ ストレスを感じていても、毎晩リラックスすると自律神経の乱れは回復できますよ

 

生活習慣が悪いことでも起こる

生活リズムが良くないと、体のあちこちは正しくはたらけなくなりますね。早寝早起き、3食きっちり食べる、適度な運動が大切です。

適度な運動

ジョギングなんて、張りきった運動はできないなぁ

 

不眠

自律神経失調症での不眠は「なんか眠れない・・・変に目が冴える」って感じですね。あと「あぁ明日も仕事やだなあ」とかね。

一方、うつ病の不眠は「今すぐにでも寝れそうなくらい眠いのに、寝るのが怖い。何が怖いのか分からないけど、異常に怖い。不安感で押しつぶされそう・・・」という感じですね。

なので昼間にしか、しっかり寝れないときもたくさんありました。外が明るい時間帯の方がまだ、心が安定してます。

 

呼吸が浅くなる

私はうつ病によるパニック障害にもなりました(笑)どんだけいろいろなってんだ?!って感じですね。

パニック障害は急に過呼吸になり、発作的に呼吸がおかしな感じになります。ハァハァなったかと思えば、ヒーッて言って呼吸が止まる。

あれ自分もビックリですけど、近くで見た人はもっとビックリすると思いますよ。なんか怖いもん、取りつかれてんのか?と思うくらい異常です(笑)

ちなみにパニックで呼吸が止まったとしても、命にかかわることはないです。ほんと一時的なのでね。

でも、またあんな変な呼吸になるんじゃないか?と恐れて人前に出るのが怖くなったり、電車などの乗り物に乗るのが怖くなります

乗り物が怖い

満員電車なんてとてもじゃないけど怖くて乗れなくなります

 

自律神経失調症でも呼吸は知らない間に、浅くなっています。ストレスや緊張で呼吸が一時的に止まったり、浅く早い呼吸になったりします。

パニックのような発作的なものではないですが、呼吸が浅いことで副交感神経がはたらきにくくなります。

 

気分が落ち込む

うつ病といえば、気分の落ち込みですね。何も楽しくないし、これからもずっと楽しいことなんて起こらないと思うようになります。

自律神経失調症もうつ病ほどではないですが、頭痛やだるさなど体の不調が続くことで気分が落ち込みますね。だって元気じゃないんだもん。

 

うつ病かもと思ったらすぐ病院に行こう!

自律神経失調症が悪化することで、体の不調がストレスとなってうつ病に発展することもあります。私もそうでしたが、最初はなんかだるいな~ってところから始まりました。

寝ても疲れが取れない、頭が痛い、胃が痛い・・・どんどん体の不調がたまっていって、ついには何もしたくないという精神的な症状が出始めます。

何もしたくないから、朝起きるのもつらい。朝がつらいから、朝どうやっても布団から出られないという状況になります。こうなるともうヤバくなってますよ。

そこで気が付いて「私なんか病んでるわ!病院に行かなきゃ」って思えばよかったんですけどね。うつ病なんかになったことないもんだから、自分がどれくらい追い詰められているのか分からないのです。

 

うつ病になると朝にものすごく気分が落ち込みます。自律神経失調症であれば、朝日を浴びることでちょっと気分が晴れるのですが、うつ病はそうはいきません。

朝からこの世の終わりかと思うくらい、落ち込みます(笑)でも落ち込むだけなんでね、なんかの病気だなんて考えもつかないんですよ。そこがうつ病の恐ろしいところだと思います。

自分はまだ我慢できる、まだ会社に行ける、学校に行けるなんて思って無理を続けていると、ある時どん底に落ちます。

我慢しすぎてうつ病が悪化

我慢し過ぎないで!

 

一度うつ病になると、「あ、これはそろそろ病院に行った方が良いな」って分かるんですけどね。最初は、初期段階で病院に行こうと思える人はまれですよ

朝から気分が落ち込む、夜はなかなか眠れないというのが1か月続いたら、心療内科に行ってくださいね。

心療内科なんてちょっと怖そうってイメージがありましたが、ものすごく患者さん多いんですよ!普通の内科のような感じです。

うつ病はこころの風邪とも言いますし、誰にでもかかる可能性のある病気です。自分がうつ病なんて認めたくない、恥ずかしいって思っちゃうんですけどね。

決心して心療内科に行ったら、簡単に薬ももらえますし、「脳内の伝達物質の分泌が悪くなってるだけですよ、しばらく薬を飲んでできるだけストレスから離れたら治ります。」って先生に言ってもらうとだいぶ落ち着きました。

毎日もやもやを抱えて、何か分からない不安感と無理して戦うくらいなら、さっさと病院に行きましょう。恥ずかしくなんてないです、この時代ですもの。いっぱいうつ病患者さんがいます。

病院に行ってうつ病じゃなかったら、ラッキーってくらいな感じで大丈夫です。こんな軽度な症状で来るな!なんて言われませんから(笑)

うつ病じゃなく自律神経失調症でもお薬はもらえますよ。何か心の不調があるなら、近くの心療内科に行ってみてくださいね。

まとめ

● うつ病も自律神経失調症もストレスが原因で起こる病気ですが、問題が起こっているのは体の別の部分です。うつ病は脳内の神経伝達物質に異常が起こること、自律神経失調症は自律神経のバランスに異常が起こることです。

● うつ病と自律神経失調症は同じような症状が出ることも多いです。不眠や気分の落ち込みなどが同じなので、どっちか分からない場合が多いですね。しかし、うつ病は朝が一番気分が落ち込み、夕方になると少し回復することが多いです。自律神経失調症では心の症状よりも体の症状が多い場合がほとんどです。

● うつ病かも?と少しでも思い当たるのであれば、早めに心療内科に行きましょう。早く対処することで、回復も早いですよ。

 


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頭痛やめまい、疲れるなどの症状はないですか?私自身、めちゃくちゃ症状あるんですよね。どこか痛くない日がない!と自信持って言えます。これまでたいして何の取り柄もなく、生きてきましたが、具合悪くない日がないのに生き続けています。

私の体調不良の原因は、自律神経のバランスが乱れてるのです。他にもいろいろと病名が付いたものも持ってますが、根本の原因はこいつでしょう。

こいつをなんとかすべく毎日なんやかんやと調べたり、試したりやってみています。どうぞお付き合いくださいませ。